診察ご案内

麻酔科

『患者さまに優しい麻酔』を心がけて診療にあたっています

 どのような患者さまも手術という話になった場合には、多かれ少なかれ不安を抱くのは当然の事だと思います。その不安を少しでも和らげるために麻酔科医と手術室のスタッフおよび病棟スタッフは最善をつくしております。疑問に思うことや不安に思うことがあれば遠慮なくお問合せください。


麻酔科とは?

麻酔科という部門は、一般の皆様には通常身近に感じられるところではないかもしれませんが、麻酔科医は患者さまの手術の間、常に心電図や血圧計などのモニターや手術の進行状況を観察し、その都度状況に応じて麻酔薬の量を調整したり、また手術中に不測の事態が起きた時には、瞬時に適切な対応を行うことにより安全に手術が行える様に手助けをして非常に重要な役目を担っています。

<↑挿管チューブ (下注1)>

 近年はマスコミ報道で、医師不足を原因に産婦人科や小児科の診療を取りやめた病院が増加したために多くの患者さまが困っている現状がとりあげられています。 皆さんは麻酔科の医師も不足していることをご存知でしょうか?
 実は都心以外の病院では、常勤の麻酔科医がいないために何ヶ月も手術の順番待ちをしたり、緊急手術の場合は麻酔科医がいる病院に転院させられたりしています。


当院の特色

 当院では常勤の日本麻酔科学会認定 麻酔科専門医が三人体制で診療を行っています。二人体制になった事で24時間365日にわたって、いかなる緊急手術にも対応できるようになりました。
 昨今の麻酔科医不足の時代において、ベッド数199床(外科系ベッド数約150床)の病院にベテランの麻酔科専門医が二人というのは近隣の病院の中ではまれにみる高水準といっても過言ではありません。

<↑ラリンゲルマスク(下注2)>

  一般的に全身麻酔の場合は気道を確保するために挿管(*1)を行う病院も多いのですが、当院では挿管による合併症【反回神経麻痺、咽頭痛、嗄声(させい)、歯牙損傷など】を予防するために、可能な限り挿管を行わずラリンゲルマスク(*2)を使用して気道を確保しています。
 これにより早い患者さま(特に整形外科)では、全身麻酔覚醒後(病室に帰った後)3時間後より飲水を開始できる方もいらっしゃいますし、食事を開始するまでの時間も大幅に短縮されました。
 また、手術の種類(*3)によっては日帰り手術も可能です。その他、積極的に持続硬膜外麻酔(*4)を併用し、術後鎮痛にも力をいれています。 

注1 気道を確保するために肺の入り口の気管にチューブをいれること。
注2 口の中でふくらませる特殊なマスク
注3 小児の鼡径ヘルニア(脱腸)など、詳しくは外科系の医師にご相談ください。
注4 脊髄の神経の近くに細いチューブを入れて持続的に鎮痛剤を投与する事により手術後の痛みを和らげること。

麻酔実績 (平成27年1月〜12月)

全身麻酔 1228件
脊椎麻酔(腰椎麻酔) 133件
そ の 他 (局所麻酔など) 446件

 

スタッフ

呉原英和
麻酔科主任部長    1994年兵庫医科大卒
◆日本麻酔科学会認定 麻酔科専門医
◆麻酔科 標榜医
濱川陽亮
麻酔科部長    1997年兵庫医科大卒
◆日本麻酔科学会認定 麻酔科専門医
◆麻酔科 標榜医
木下雅晴 
        2000年兵庫医科大卒
◆日本麻酔科学会認定 麻酔科専門医
◆麻酔科 標榜医
福島 歩
      1991年兵庫医科大卒
◆日本麻酔科学会認定 麻酔科専門医

ご参考

麻酔科医についてのさらに詳しい情報は『日本麻酔科学会』ホームページの「市民の皆様へ」のコーナーをご参照ください。 

( 『日本麻酔科学会』   http://www.anesth.or.jp/  )